2015
3
Nov

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まるで宇宙船のような「ジョージ・ルーカス博物館」、シカゴに開設

「ジョージ・ルーカス博物館」の建設計画がシカゴ市議会によって承認された。

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1年近くに渡ってその価値についての議論を重ねた末、シカゴ市はついに、「ジョージ・ルーカス博物館」(George Lucas Museum of Narrative Art)の建設計画を承認した。
ジョージ・ルーカス監督は2014年、シカゴ市に自身の博物館をつくる意向を表明していた。そして、同年11月、MAD Architects社が、空から舞い降りてきたような台形の建物のデザイン案を明らかにした。宇宙時代の建築物のイメージであり、同時に月面のクレーターにも見えるデザインだった。

ジョージ・ルーカス博物館には、ルーカス監督が私的に集めたアートや記念品などの収集物が納められることになっている。そこには、『スター・ウォーズ』や『インディー・ジョーンズ』の宣伝チラシはもちろんのこと、ノーマン・ロックウェルの絵画作品や、大量の映画ポスターも含まれる。

北京を本拠にロサンジェルスでも活動するMAD Architects社が設計した石づくりの建物は、3階建ての展示スペース、シカゴの街とミシガン湖を360度見渡せる展望デッキ、来館者たちがリラックスできる、波打つような風景を思わせる内装でできている。

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しかしこの計画は、発表直後から激しい議論を巻き起こした。未来的すぎるデザインのせいでもあったし、建設予定地にも問題があったからだ。ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の「シカゴ・ベアーズ」がプレイする「ソルジャー・フィールド・スタジアム」の駐車場を利用する計画だったのだ。

MAD Architects社は2015年9月、博物館の建設用地面積を40%削減し、建物面積も25%小さくした改訂案を発表した。これが功を奏したようで、シカゴ市議会は博物館建設のための用地使用を承認した。シカゴ・ベアーズとシカゴ公園管理局も、試合開催日の駐車場の利用方法について取り決めを交わした。

博物館の建設は2016年に始まる予定だ。

掲載元
http://wired.jp/2015/11/03/george-lucas-museum/